2012年08月31日

美しき金髪のラインハルト

新生宙組初日。
ずっと観てきた宙組の6代目トップに、かなめちゃんが就任する日が来るとは、感無量だわ。
実は、かなめちゃんの事は、たまたま遭遇した、86期予科生の、すみれ売りの時から、観てるんです。
まだまだ初々しくて、海のものとも、山のものともつかない、入りたてのホヤホヤの予科生たちの中で、
一人、ひときわ、はっと目を惹くような、何か人とはちがうオーラを放つ存在だった。
その後、ファンをしてたわけでもないけど、何となく気になって、雪組時代のバウやワークショップ、新公、星組での二番手時代も、ずっと継続的に、ほぼ全部観て来た。
そしてついに、今日から、宙組の頂点に立って、組を引っ張っていく立場になったのね。
おめでとう、かなめちゃん。

銀河伝説については、周知のとおり、原作は壮大なファンタジーで、とても面白いらしく、
登場人物や設定や背景やモロモロを、あらかじめ予習して理解しておいたほうがいいという意見は、
いろんな人から聞いていた。
私のまわりの、勉強熱心なヅカ友たちも、みんなちゃんと予習している。
それなのに、肝心の私は、暑い夏をタラタラと過ごしてるうちに時間切れで、
せっかく初日を観れることになったというのに、何ひとつ予習もせず、
まあいいかと、ただ、かなめちゃんお披露目おめでとうモードで、参加したのでした。

そんな私のような観客にもわかるように(笑)、
スクリーンを駆使して、懇切丁寧な解説つきで、
物語はすすむので、(たぶん間違ってたりわかってないところもあるとは思うけど)、
だいたい話には、ついていけました。
やや説明調が過ぎてかえってわからないところはあるけど、(特に戦闘シーンとか)、
各キャラの色わけもできてたし、面白かったと思う。

金髪の、かなめラインハルトは、絵から出てきたように美しく、歌もちゃんと歌えてた。
赤毛の、まなとキルヒアイスとの並びも非常にきれいで違和感なし。
メロデイーのきれいなナンバーが多くて、全体的に美しい物語に仕上がってた。
アンサンブルはさすがの、宙組。
迫力満点。
イケメンもずらり。
黒髪の、ちーちゃん(瞳の色が左右でちがうの?)
金髪の、かいちゃん(愛妻家)
どちらもカッコいい。

終わり方は、どうするんだろうと途中から心配になったけど、
わりとあっさりと、「つづく」って感じで、一応一区切りつけて、終わった。
あれ?っと思ってるうちに、まなとくんがせり上がり、銀橋渡り、
ロケット、娘役群舞、かなめちゃんが現われて、そのあと男役群舞。
デュエットダンスは、赤っぽいキラキラ衣装だったかな?
ごめんなさい、記憶が怪しい。
みりおんちゃんと、初コンビ。みりおんちゃん、上手で、出しゃばらなくて、いい感じ。

そして、なんと、きたろうくんが、エトワール。
階段降りは、
かちゃ、せいこちゃん、
かいちゃん、ちいちゃん、
まなとくん、
ともちん、
みりおん、
そして、かなめちゃんの順だったと思う。

かなめちゃん、白い天使のよう。
お辞儀するときに、勢いよく、白い大羽根を、ばっさりと力強く翻して、にっこり。
いい笑顔でした。ご挨拶も、落ち着いてて良かった。
さあ、新しい宙組のスタート。
どんな色になっていくのか。
お楽しみは、これからね。



posted by 白花 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 宙組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月24日

月ロミジュリ、楽しみました

先週末に、月ロミジュリを観たあと、ああもう一回観たいなと心から思った。
でも、昨日が楽で、ああ、終わってしまったのね。
DVDはたぶん、買わない。
お披露目公演の、劇場の空気。舞台から伝わってくる勢い。
舞台のどこを観ても、どの場面も、楽しくて。
それが味わいたいから。
うまく言えないけど、こういう公演なら誰かのファンでなくても、通いたいわ。

結局まさロミ、みりロミ、二回ずつ観て、
私的には、もう一回観たいのは、断然まさおロミオ版でした。

みりおロミオも、もちろん完成度高く、美しいロミオだったけど、
観てる方は、どうも、落ち着かなくて。
幕が上がって、舞台が始まってから、フィナーレが終わって幕が下りるまでの、
すべての時間が、無理なく気持ち良く流れていくのは、やはり、まさロミ、みりティボだった。
こちらがメインです。そりゃそうよね、まさおくんのお披露目なんだもの。
デュエットダンスが、ティボルトとジュリエットって、やっぱり変よね(笑)。

甘いマスクの王子様キャラにぴったりの、みりおくんのロミオと、
二番手時代に黒い役続きだったまさおくんのティボルトの方が、
イメージ的にはあうように思うけど、実は意外にも反対の方が魅力的だったんだわ。

まさおロミオは、ピュアで優しく、繊細なロミオ。心許すロレンス神父様とのやりとりは、まだ少年のようにあどけなく、追放になってもう生きてられないと嘆く姿は、弱々しくて、ほんとこの子、大丈夫?と心配になる。死ぬのが怖いと怯えてたボクちゃんが、愛するジュリエットのためには、ためらいもなく死を選ぶ。
少年が大人になる途中の、若さの脆さ、衝動に走る危うさ。
そういえば、ハムレットも、硬質な繊細さが魅力的だった。
まさおくんには、シェークスピアの悲劇が似合います。

ちえロミオは、純情なやんちゃ坊主、きむロミオは、可愛い王子様。
それぞれに良かったけど、
繊細で傷つきやすい、青春の揺れを感じさせるまさおロミオは、私的には好みです。

一方で、みりおティボは、もんもんとした暗いエネルギーをもてあましてて、
ちょっとでも触ったら、火傷するぜ、みたいな危なさがあって、これまた素敵だった。
こういう、みりおくんが観たかったのよ。
いつも不機嫌で、身体じゅうから行きどころのない怒りのオーラを、ピリピリと振りまいているような、
こんなオレは、本当のオレじゃないんだって全身で吠えたてているような、切羽詰まったティボルト。
みりおくんは、顔は甘く可愛いけど、芸風はびしっと骨太で強い。

どこか投げやりで、かったるげだった、かなめティボ、
ただの乱暴者(笑)で、ほんとはお人よしじゃないかと思えた、きたろうティボ。
ティボルトもそれぞれだけど、抱え込んでる怒りは、今回の、みりおティボが一番暗く激しいように感じた。

ジュリエットの、ちゃびちゃんは、観るたびに良くなっていった。
まさしく等身大の、色気よりも潔癖さを漂わせる、青い竹のような爽やかな美少女。
娘役としての、たおやかさが、まだ完成されてないことが、逆に役柄にあってて良かった。
なんといっても、声がね、ジュリエットなんですよるんるん。若くて張りがある。ひたむきで。

実は、このごろ私、年齢のせいか、年々、耳が声質に敏感になってて、好き嫌いが激しくて、自分でも困ってるの。いえ、あくまで、声の質の好き嫌いの問題で、歌のうまい下手とか、それでそのスターさんが好きとか嫌いとかじゃないんだけど。
こういう歌たっぷりの公演だと、自分の嗜好がはっきりわかって面白い。
ちゃぴちゃんの声は、私の耳には◎。ジュリエット合格。

そういう意味で、乳母の美穂さんは、声も役作りも、もう完璧。
乳母は、こうでなくちゃ。奇をてらう話題作りだけで、キャステイングしちゃいけません。
コマちゃんはよくやってたけど、無理があって気の毒でした。
観る方も、聴く方も、大変でした。
あはっ、ごめんなさい。

ベンヴォーリオのマギー、マーキューシオの、みやるりちゃん。可もなく、不可もなくかな?
「どうやって伝えよう」の歌は、私的には、まっつが一番。
マギーは、声量があって、うまいけど、これも声の好みの問題ね。

みやるりマーキューシオは、紅、チギに比べると、まともなお友達に見えた(笑)。
まともでないヤツが、死ぬ前に突然、まともなことを言うからインパクトがある。
みやるりマーの、遺言は、ややインパクトが弱かった。
でも、フィナーレ前に、せりあがりで、「愛ゆえに人は」を歌いながら銀橋をわたる姿には感動した。
三番手・・・・なんだね!!!
まさ、みり、ちゃびちゃん、みやるりくん。
新しい月組、なんて、若くて見た目よしの並びなんだ。

組長キャピュパパは、超カッコいいし、若いのに落ち着いた輝月大公も、歌ウマでカッコイイ。
キャピュママと、モンタギューママは、声が聴きづらい。
特に、キャピュママは、もう少し、艶やかで、上品な方が、セリフや歌に説得力がある。と思う。

ゆうきくんの愛は、想像していた以上に、柔らかく温かい印象で、慈愛に満ちていた。
たまきちくんの死は、想像していたよりも、現実感が強く、ちょっと俗っぽい感じがして神秘性が足りないかな?
舞台の印象だけで言ったら、愛の勝ち黒ハート

世界の王様、仮面舞踏会、きれいは汚い、舞台の上で繰り広げられるナンバーでは、いろんなところでいろんな人が色々やってて、目がいくつも欲しくなる。忙しい。
舞台の上で、人々が息づいている。客席も一緒にその空気を吸っている。
濃密だけど、あっという間に過ぎて行く時間。
この公演はそういう公演だった。

楽しかったな、月ロミジュリ。
これからの月組が、どんな作品にあたるのか。
どうか、作品に恵まれますように。
posted by 白花 at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 月組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月11日

月ロミジュリ新公

梅雨の晴れ間、仕事が終わったあとの観劇だったけど、
観れて良かった。
月ロミジュリ新公は、レベル高くて、面白かった。
新公演出は、岡本寛子さん。初めてきく名前ね。

愛と死が現われて、ロレンス神父の解説(録音)のあと、仮面舞踏会から始まるのは、雪のときと同じ。

たまきちくんは、予想どおり、落ち着いたロミオだった。
「爽やか」というのとはちょっとちがうかな。
「真面目で純情」で、なおかつ「不器用そう」なところが、微笑ましさを感じさせるロミオだった。
歌は安定してたし、破綻もない。でも、いつもの、たまきちくん。
ロミオというより、たまきちくんだった。

初ヒロインの、咲妃みゆちゃんは、初々しく、必死さが、ジュリエットの役がらにぴったりで、
とても可愛らしい。セリフは明瞭、声もよく通る。
ただ、途中でちょっと高いトーンが、きんきんと聴こえて、ややうるさかった。
ま、経験を積めば、声の出し方もセーブできるようになるでしょう。
声そのものはきれいで、歌もちゃんと歌えてたから。
初ヒロインとしては、十分合格じゃないかな。

ティボルト、ゆうきくんは、かなり硬派な役づくり。
本公演での柔らかい「愛」の反動で?男臭さを意識したのかも知れない。
弱さや迷いよりも、プライドの高さを持てあましてるようなティボルト。
本役まさみりどちらともちがう、ゆうきくんのティボルト。良かったと思います。

ベンヴォーリオ、輝月ゆうまくん。
本公演でのヴェローナ大公の大人っぷりが素晴らしくて、おとめを見たら、ちゃぴちゃんの隣に写ってた。
そうか、バラの国の新公で、パパやってた人だわ。
なんて落ち着いてるんだ。まだ研4なのが不思議なほど。
「どうやって伝えよう」は圧巻。思わず拍手でした。
マーキューシオ、朝美 絢くん。
初めて知った名前。同じく、輝月くんや、ちゃぴちゃんと同期。
ジャニーズの男の子みたいな、元気のいい美形。好きなタイプだわ。
刺されたあとのお芝居は、なかなか良かった。今後注目しよう。
美形といえば、ピーターの麗奈ゆうくんは、顔ちっちゃくて背が高くて、美形よね。

「死」の、鳳月杏ちゃん。
すーっと現われると、まるで、麻路さきの、トートみたいな、存在感。
顔立ちが怜悧で、ダンスもきれいで、死が出てくると、思わずオペラで追ってしまった。
この新公で一番、インパクトがあったかもしれない。
「愛」隼海惺くん。
柔らかくてきれいに踊ってはいたけど、死に比べると存在感が弱かった。
愛も力強さが求められるからこそ、男役が踊るというのがわかった。

本公演で、私としては、勝手ながら、
ちょっとミスキャストかなと思ってたキャピュレットママ、モンタギューママは、
新公のふたりの方が、歌い方も役作りも、しっくり納得できた。
特にキャピュママの、花陽みらちゃんは、華やかで、さすが。

キャピュレットパパ 貴澄隼人くん、ヴェローナ大公 天翔りいらくん、
どちらも長身で渋くて、大人っぽくて、歌うまい。
月組は、輝月くんも、そうだけど、越りゅう組長系の、長身で落ち着いた渋カッコいい男役が多いよね。
そして歌のレベルが高い。
新生月組は、組のトップ3人は、爽やか若者系で、下級生ほど落ち着いた大人系という面白い構図で、なおかつ歌うまさんだらけ。カゲソロも聴かせてくれました。

各印象としてはざっと、そんな感じかな。
全体として、非常に良くまとまってて、新公っぽい危うさがまったくなく、
組としての実力の高さを見せてくれた。
渋カッコイイ落ち着いた若者たちが、しっかりと脇で活躍してるのは頼もしい。
これはこれで良かったけど、次の新公は、たまきちくん以外の人で観たいな。
個性的な実力派揃いの月組だからこそ、いろんな人にチャンスを与えてあげて欲しい。

忘れないうちに、書きとめておこうと思ったら、深夜になってしまった。
本公演は、感想かけてないけど、まさお版、みりお版、一回ずつすでに観た。
あと、もう一回、来週観る予定です。
ラベル:新公
posted by 白花 at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 月組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月15日

ダンサ セレナータ

まず、この作品を、ちゃんと意味がわかって、面白いわ、というには、
かなり、正塚ワールドに対する、理解と、慣れと、寛容さがいる、というのが、正直なところです。

かつては、正塚好きだと思ってたし、共感するところや、心動くこともあったのに、
いつ頃からだろう?
なんか、うんざりしちゃうのね。
理由はたぶん、テーマも、キャラもぼやけてるから、共感できないこと。
結局、イサアクって、どういう人で、何がしたくて、何をしたの?
モニカとの関係も、強引なのか、消極的なのか、いまいちすっきりしないし、
モニカもまるで通りすがりのダンスの上手なだけのヒロインで、
そのダンスすら簡単にやめてしまうし、彼女の心情もいまいちわからない。
ホアキンにいたっては、彼の行動の基軸が、仕事にマジメな性格というだけの変人?
何がしたいのかさっぱりわかりません。
はっきりしてて、何を言ってるのかわかるのは、アンジェリータだけ(笑)。

確かに人間は、現実においては、自分の気持ちがよくわからないまま、
あいまいなまま、状況に流されてしまうことはよくある。
でも、舞台の物語は、そればっかりだと、消化不良なだけで終わってしまう。
何か、せめて、これはというテーマは、決めていただきたい。
観てる人にわかるように。
独りよがりでは、何も伝わらない。
余韻や、含みを持たせて、観た人の想像力に委ねるにしても、
想像をちゃんと喚起する、納得のいく感情の流れがないと、退屈なだけです。

・・・あはは、正面きって、まず文句。
ごめんなさいね、文句は、正塚氏に言ってるだけだから。

ちえねねは、大好き。星組も大好きな私は、それでもちゃんと楽しんではいましたよ。

クラブのダンスシーンは、星組らしく熱気に溢れてるし、
妥協しないダンスリーダーとしての、ちえイサアクは、男らしくてかっこいい。
モニカへの迫りかた、腕っ節の強さ、文句なく力強くて素敵だわハートたち(複数ハート)
アンジェリータがズバリ指摘する、性格的な問題点も、
まあ、ちえイサアクなら仕方ないか、許してしまおう、と思える。
(それを狙ってるのか、正塚さん)

でも、ねねモニカが植民地出身だからって、黒塗りヒロインなのは、
ねねちゃん好きの私は残念だわ。
リアルさなんて、どこの国だかわかんないぐらい、どうでもいい話なんだから、
衣装質素なぶん、せめて、ヒロインにはもう少し、配慮してほしい。
黒塗りヒロインは、ねねちゃんには似合わない。

ホアキン紅くんは、秘密警察の怖い人というよりも、なんかよくわからない人。
せっかくの、紅くんが、今回はあまりハンサムに見えない。
オーシャンズの時みたいな、「みためハンサム、中身ワル」だと素敵な紅くんなのに。

ルイスマカゼくんは、ひょうひょうと自分の世界。
芝居のなかでは、浮いてるけど、そういう役だから(笑)。
ダンスシーンはカッコいい。

ジョゼすずみんは、すずみんだからこその存在感で、優しくて包容力のある大人の男。
最初の歌声も素敵でした。
彼の粋な計らいのお陰で、ストーリーは何とかハッピーエンドになる。
そんなジョゼだから、最後は、一瞬でもいいから、踊るふたりを遠くからみつめるジョゼを、
舞台に出して欲しかったな。
れみアンジェリータも一緒だとなお良かった。

退団者や観客に対して、「座付作者として」、少しだけ、そういう特別な配慮をすることが、「仕事にマジメ」な正塚氏にはできないのかしら?

ああ、また、正塚氏への文句になっちゃった。
ま、結局はそういうことです。

ほかに気になったこと。

さやかさんが、驚くほど太ってた・・・なんで?
それから、今日、最初はちゃんと舞台にいた、しーらんが、
途中から出てこなくなったのは、怪我?体調?
心配です。

以上、なんか、久しぶりに感想書くと、支離めつ気味わーい(嬉しい顔)
ごめんなさい。

ショーCelebrityは、楽しかった。
でも、長くなっちゃったので、
また、書けるようなら、改めて。
posted by 白花 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 星組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月07日

ダンサセレナータ新公

久しぶりに、新公観てきましたよ。
実は、新公、誘われたから、その前に本公演観たの。
過去において、新公を先に観たことも何回かあったけど、
それだと、せっかくの新公が十分に楽しめないとわかったから、
出来れば、やはり、先に本公演を観ておこうと思ってね。
宝塚復帰のいいきっかけになりました。ほっわーい(嬉しい顔)

しかし、星の新公は、いつ以来だろう。
ノバボサも、オーシャンズも観てないし。

マカゼくん、主演。
ほかの人わかるかなと心配したけど、バウ見てるせいか、意外とわかって、ほっとした。

しかし、マカゼくんは、まだ新公内だったのね。。
もうバウ主演も済ませた人に、新公主演を何回もさせるというのは、ちょっとね、とは思う。
ほかの人のチャンスを奪ってるわけだし、マカゼくんも、新公だからこそ、真ん中以外の、ちがうタイプの役をすれば、幅を広げるいいチャンスになるのに。

とは言うものの、観終わって一番印象に残ったのは、結局、誰よりも、マカゼくんの成長ぶり、頼もしさで、
それを確認できたことだけでも、観て良かったと思う。
初主演から、何年経ったんだろう。
あれは、とうこちゃんのさよならだった。
大物の雰囲気はあれど、役をどうこう言うレベルにも達していなくて、
まさしく「お金払って学芸会」、まだまだしっかり要努力だなと思ったのをよく覚えてる。
そして月日が流れ、一歩ずつ経験を積んで、・・・実に、感慨深い。
本公演のちえちゃんがそうであるように、主役としての存在感は揺るぎなく、みんなを引っ張っていく、力強いイサアクだった。
歌もしっかり歌えていたし、中心で踊るダンスはカッコよく、
最後のご挨拶でも、髭を気にする余裕すらあって、とても落ち着いてました。
立場は人を育てるもんなんだ。
おっとり、ゆりかちゃんがねえ、
・・・えっと、わたくしが、ちゃんと誉めるのは、もしかしたら、初めてかも知れないね。
今回は、心から拍手でした。

願わくは、さらにワンランク成長して大人として、心のヒダや、男の翳りを、演じられる人になって欲しいな。

ヒロイン、モニカは、わかばちゃん。
私のまわりのヅカ友の間で、よく問題視されてる、わかばちゃんの声については、キャピキャピしすぎてるよりは、品が良くて、私は嫌いじゃない。
ただ、この人はお姫さまは似合うけど、正塚ヒロインは、苦戦かな。向いてない。
ねねちゃんも、実は、あんまり正塚ヒロイン向きじゃないなと思うけど、一応モニカは、あてがきなので、ねねちゃんの持つ、とんがらない柔らかさが、救いでもある。
わかばちゃんは、きれいなんだけど、持ち味が、れみちゃんほど強くもなく、ねねちゃんほど柔らかくもなく、情感もいまいちだし・・・
あ、厳しいこと言ってますね。
でも、間違いなく、真ん中の人です。頑張って成長してほしい。

正塚作品、これもお約束の、男の友情・・・な、はずなんだけど、
残念ながら、この作品での、イサアクとホアキンの、少しだけでも共感しあう部分というか、
ホアキンがなんかイサアクに惹かれるものがあって、詰めが甘くなっちゃう理由のようなものが、
特に新公では、ほとんど伝わって来なかった。というか、理解不可能で???が飛んだ。
だいたい、脚本が独りよがりなんじゃないかと、まあ、それを新公で言っても仕方ないんだけどね。

ともかく、本役の紅くんが、怖いキレモノというよりも「ただ謎の人」なのに対して、
十碧れいやくんは、「ただ、よくわからないだけの人」だった。
人物になりきれなかったのかな。う〜〜〜〜ん。こういう役はきっと難しいんだろうな。

本公演では、すっといいところで現れて、場をしめる存在感がさすがの涼ジョゼ。
麻央くんは、抑えた温かみのある演技で、健闘だった、と思う。
酸いも甘いも噛み分けた男、気性の激しいアンジェリータの相手は、これくらいの包容力がないと、務まらないでしょう。
イサアクは、KYだけど、ジョゼは、全部読んでるよね。
賢いアンジェリータは、ちゃんとわかってるんだわ。
ゆっこちゃん、ちょっと痩せて、大人っぽくなって、成長が感じられました。

その、アンジェリータ。
妃海風ちゃん、チャン付けするのが、申し訳ないくらい、いい女でした。
研3とは思えない、大人っぽさ。色っぽさ。気風の良さ。
ただ気が強いだけのワンパターンじゃない演じ方が出来る力のある娘役さん。
今回、初めて名前を知ったけど、今後注目。
大人っぽい娘役さんは、好きです。

ルイス漣レイラくんは、何とも言えず、チャーミング。
役柄のせいもあるけど、背が高くて男っぽいのに、可愛げがある。
本役マカゼくんは、ちょっとずれてる面白さにほのぼのしたけど、レイラくんは、大らかに、ば〜んと、はずして(笑)、
なかなかダイナミックでした。

なんでもできる礼くんは、今回は無難に終わってた。次回に期待。
ファドの歌手、あんるさん。かなり歌える人だと思ってたので、期待したけど、ちょっと力み過ぎたかな。
もちろん、レベルは高かったけど、もしかしたら、本人的には、いまいちだったんじゃないかしら。
とても難しそうだけど、すごく素敵な歌なので、次は頑張ってほしい。

客席に、私から割と近いところに、ききちゃんがいて、そうか、ききちゃんは、組がえで、花に行ったんだね。
前を通っていく本役さんたち、特に、紅くんとかが、からんで行って、ききちゃんが嬉しそうにはしゃいで、面白かった。

新公の雰囲気って、やっぱり独特で楽しい。
新公観たあとは、必ず、本公演が観たくなる。
来週も観る。
このところ、すっかり遠のいていた宝塚だけど、大好きな星組で、また復活かな。
ラベル:正塚 真風くん
posted by 白花 at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 星組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月05日

ブログ存続します

もう、びっくりだわ。
いつの間に、こんなことに・・・。
60日以上更新がないブログなので、広告が出てました。

いや、私が更新をさぼってたからってことよね。
うん、わかってる。
私生活が、なんか余裕がなかった。
大好きな、ゆうひさんのご卒業の、一連の流れにすっかり乗り遅れてしまった。
もう、仕方ないかなと、そういうモードになると、日常の忙しさにかまけて、チケットの手配もおろそかになり、チケット手配してないと、わざわざ劇場に出向かなくなる。
たまに観に行っても、それで終わり。感想書くまでには至らない。
従って、申し訳なくも、ブログ放置。

ああ、悪循環。
もしかして、私はこのままフェードアウトしてしまうのか。
ゆうひさんの、爽やか立派な、ご卒業の陰で、ひっそりと身をひいていくオールドファン・・・

それも、悪くないかな・・・

・・・いや、
それは、嫌だ。

宝塚好きだもん。
実は、先週末、ものすご〜く久しぶりに、大劇場に行って、星組観て、
これは、私にはやはり必要な時間だと再認識した。
わざわざ、再認識しに行ったんだけどね(笑)。

まわりの、ヅカ友たちの、アップトゥデイトな話についていけなくたって、
観劇回数が減ったって、まあいいじゃない。観続けよう。
そしたらいつかまた、誰かのファンになれるかもしれないし。
感想をとりとめなくしゃべりたい思いが溢れるかもしれないし。
というわけで、
言いわけばっかですが、
今後も細々と続けます。
宝塚を、観続けてる限り。

よろしくお願い致します。
posted by 白花 at 07:30| Comment(0) | つれづれいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月02日

エドワード8世

「エドワード8世」と、「Misty Station」。
大劇場公演は、あと3日になってしまった。
私にとっては、今日が、マイ楽。
ああ、なんだか、何とも言えない気持ちです。

「エドワード8世」は、先に観た友人たちから聞いていたとおり、
やや起伏に乏しく、地味めの作品だったけど、十分に楽しめた。
ゆったりとした気持ちで、きりやんのプリンスチャーミングぶりを、愛おしく味わえる穏やかな作品でした。
このエドワード8世、去年見た、映画「英国王のスピーチ」では、ものすごくいい加減で無責任な遊び人だったけど、今回きりやんデイヴィッドは、型にはまるのを嫌ってはいても、非常にまじめで、英国王としての使命感や理想をちゃんと持った、まともな人に見える。
現実にはどっちだったかはともかく、ハンサムな遊び人の王子様は、タカラヅカ的にはうってつけの魅力的なキャラだし、その王子様が人妻との恋を貫くために、王位を弟に譲るというのは、お伽噺としては面白い。
でも、現実には、放りだしたんだよね、王位をというよりも、義務を。
後悔はしてるけど、もう一回同じ状況に立ったとしても、やっぱり王位よりもウォリスを取ると言ったデイヴィッド。なんかそこは負け惜しみみたいに聞こえるのよね。
王冠より愛を取ったというのは、言いわけで、結局、王位の現実から逃げた・・・ってことなのかなって。

でも、きりやんがやると、誠実に見えるから不思議です(笑)。

きりやんの持ち味で、一番好きなところは、誠実さ。丁寧な役づくりは、文字通り職人芸の域。
ほかの誰にも真似のできない独特の空気感だと思う。

思い出すのは、「マジシャンの憂鬱」のボルディジャール殿下や、「パリの空よりも高く」のエッフェルさん、「大阪侍」の又七さん、そういえば、「長い春の果てに」のお医者さんも。
みんな誠実な愛すべき人柄で、大好きだった。
真面目に努力して、ちゃんと結果を出す誠実な人。
宝塚スターとしての、きりやんも、それを貫いたよね。
膠原病という、大病を乗り越えて、頂点に立ったきりやん。
しっかりと、組をまとめて、質の高い舞台を見せてくれるきりやん。
立派だわ。

まりもちゃんは、カッコ良かった。
可憐だとか、無垢だとか、そういう形容詞はなくても、
大人の女のカッコ良さは素敵です。
びしっと背筋を伸ばして、ぶりぶりしない潔さ。男前だわ。
星時代から、まりもちゃんは好きだったけど、
コンビが決まったときは、正直きりやんと合うのだろうかと、心配する気持ちもあった。
でも、スカピン観て、心配はふっとんだ。
きりやんの包容力と芸の大きさに、まりもちゃんはちょうど良かったんです。
きりやんの魅力実力は、相手の娘役が強いぐらいのほうが、いきいきと際立つんですね。
素敵なコンビを観ることができて、劇団に感謝だわ。
ウォリスは、王子様に媚びない、気が強くてはっきりものをいう、大人の女。
きりまりコンビにぴったりの、甘いだけじゃない大人の恋の物語でした。

ショー「MistyStation」は、
今の月組らしい、きりやんを中心としたまとまりのいい、小気味のいいショー。
きりやんはじめ、まさみり、若手、歌える人が多くて耳触りがとてもいいのね。
極めつけは、一樹さんの、歌うヴィーナス!!
あの、チャーチルと、同じ人とは思えない、歌声でした(笑)。
一緒に歌ってた若手男役さんは、誰だろう?
こちらも驚くほ艶やかな、美しい声でした。

斎藤氏お得意の、可愛い動物ちゃんたち、今回は、オームちゃんズ。
そのオームちゃんたちと、もりえちゃんが歌う「風」とか、まりもちゃんが最後に歌う「グッバイマイラブ」とか、懐かしい昭和の温もりが、歌い手の柔らかい退団オーラと相まって、なんともいえず、いい味わいでした。もちろん、きりやんのマイウエイも、ダイナミックなデュエットダンスも素晴らしかった。

一色さんは、お芝居でも、ショーでも、大活躍。
沢希理寿さんのカゲソロもあるし、エトワールは、彩星さん。
退団者は結構見せ場があります。
個人的には、もりえちゃんの姿に、なんだか泣けてくるのよね。
淋しい限りです。

一方で、立場の決まった、まさおくん、みりおくん、ちゃびちゃんは、それぞれに成長が感じられ、
気がつけば、ショーでは、若手は、としちゃん、ゆりやくん、ゆうきくん、ちなつちゃん、たまきちくんが、主要どころとして、入れ替わり立ち替わり、ばんばん出てくる。銀橋も渡る。
見慣れたメンバーが卒業していき、次の時代が始まろうとしているのね。
これが、タカラヅカ。風の流れの、変わるとき。
それを実感しながら、きりやん、まりもちゃん、そして退団者のみなさんには、心から、感無量の拍手でした。

長い間、楽しませてくれて、ありがとうグッド(上向き矢印)

残りの日々、たくさんたくさん、輝いてくれますようにぴかぴか(新しい)
ラベル:きりやん
posted by 白花 at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 月組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月16日

仮面のロマネスク、アパッショナードU

先に縷々述べたてたように、「仮面のロマネスク」という作品は、熟成した大人の味わいグッド(上向き矢印)。キワモノのようでいて、人間の本質をドラマチックにあぶり出していく。
だから、大人の、完成した男役さんでないと、ヴァルモンにはなれないし、
どろどろの情念をしたたかに心の仮面で隠していても、凛と崩れない品位を保てる女役さんでないと、メルトゥイユにはなれない。
再演希望があっても、そういうキャステイングが難しかったんじゃないかな。
私は、ゆうひさんで、観たかったのですよ。

期待どおり、ゆうひヴァルモンは、屈折したニヒルな恋愛の達人。
トゥールベル夫人を口説く迫力、もう、いやらしくて素敵でね、たまりませ〜んハートたち(複数ハート)
困惑し拒絶しながら、逃げ回る貞淑なトゥールベル夫人の、いやよいやよ、ああだめ、そんなこと、
というのがまた、お約束どおりでね、嬉しい。
息をのんで、観てしまう。もちろん、トゥールベル夫人に自分がなったみたいな気分で!
きゃああああわーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)、恥ずかしい。
藤咲えりちゃん、捨て身で頑張ってましたね。ゆうひさんは、余裕(笑)ぐいぐい迫る迫る。

でも、セシルに対しては、はいはい、ついでにねって感じの、完全にオコチャマ扱い。
別に嬉しそうでもなく、義務感って雰囲気で。
教会の場面も、情愛のカケラも感じられず、あっさりとしたもんでした。
高嶺さんは、もう少し、ねっとりと絡んで、可愛い子ちゃんを楽しんでたみたいだったけど。
酷薄ゆうひヴァルと、いやらしい高嶺ヴァル。どっちがひどいかは、お好み次第ねムード

メルトゥイユすみかちゃんは、まあ、想像どおり。
花總まりのメルトゥイユは、強烈にお花さまオーラで他を圧倒してたけど、
すみかメルトゥイユもまた、どこまでも、すみかオーラ。
他を圧倒するほどの美貌がないぶん(はっきり言ってごめんなさい笑)、わがままな自分ワールドで、貞淑な仮面をかぶっていても心はどろどろ、なるほど駆け引きは上手ねえ、とわかります。
達者ではあるので、一応納得。(私的には、ベツモノとして納得ってこと)

ダンスニーみっちゃんは、なんか天然お笑い担当みたいだった。ほんわかダンスニー。
もっと怒っていいんだよ、人がいいから、怒りきれなかったのね。
ジェルクールともちんは、適役。いるいる、権力も女も大好きなやり手のおじさんが、遊びつくした揚句に、何食わぬ顔で汚れのない少女を奥さんにしちゃうパターン。こちらも、大人の余裕ね。
セシルれーれは、役作りの必要がないほど、汚れない可愛らしい少女。

大ちゃん、アッキー、かいちゃんは、目の保養。
ずっと気になってる天玲さんは、髭をつけてました。やっぱりヒトクセあって、目をひくわ。
かちゃは、ヴァルモンの従者、初演ではとうこちゃんがやってたっけ。
初演で、風早優さんたちがやってた、こそどろ使用人トリオは、名前もわからない新人さんたちだったけど、なかなか熱演が微笑ましかった。

これ、大劇場だったら、通うわ、絶対。
名古屋の方たちが羨ましい。

「アパッショナードU」については、元気いい、めりはりのある、無駄のないショーで、
楽しんでるうちに、あっというまに終わっちゃった。

ルドルフヴァレンチノの場面、なんとナターシャが、かいちゃんだった!!!
演る方も、観る方も、去年の「ヴァレンチノ」公演を明らかに意識してるので、
以前よりもずっと空気の濃い場面になってた。
「ナターシャと一緒にルデイを思い出しましょう」コーナーみたいになってて、
なんか、感極まって泣きそうになった。
少しだけ早い、さよならテイストかな・・・。
デュエットダンスも情感があって綺麗でした。

全体を通して、やはり、宙組の層の厚さと、ゆうひさんの、男役としての力量の大きさを、
しっかりと見せてもらえて、芝居とショーのバランスもいいし、非常に見ごたえがありました。
名古屋まで行って、
本当に、満足満足。
行かなかったら後悔するところでしたよ。




posted by 白花 at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 宙組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仮面のロマネスク

恒例の名古屋中日遠征。今年も行ってまいりました〜新幹線
今年は、例年より気合いが入ってます。
次でご退団のゆうひさんと、「仮面のロマネスク」「アパッショナードU」だもん。
これは観ておかねばね。

「仮面」の初演は、通いました。
柴田作品の中でも、好きな作品で、ただやはり年月の流れのせいで、忘れてたところもあって、思い出したり、なるほどと改めて納得したり、観てて忙しかった本

そういえば、これは高嶺さんのサヨナラでしたが、サヨナラモードよりも、むしろ内容の濃さにはまったのでした。
高嶺ヴァルモンは、美しくていやらしくて、本当に色っぽくて素敵だったし、何と言っても、メルトゥイユお花さまの、圧倒的な美しさ。お花さまは、初舞台から退団まで、全部観てるけど(長い年月のおつきあいでしたなあ)、美しさの点だけいえば、メルトゥイユ夫人が、マックスだったと思う。
当たりを祓うような、神々しい美しさ。特に、最後の場面で二人がみつめあうところ、お花さまが、凛とした可憐なお声で、「楽しかったわ」と言って、表情は変えずに、はらはらと真珠の涙を流すの。そして、ドレスの裾をダイナミックに翻して蝶のように舞う、華麗な最後のダンス。リードする高嶺ヴァルモンの憂いある優しい表情。忘れられませんね。今でもため息がでるほど。

・・・ああ、伝説の昔語りについつい熱が入ってしまったわ。きりがないので、これくらいにします。

さて、年月を経て、改めて、今回観て、この作品、やっぱり好きだわ。
登場人物のせりふのひとつ、行動のひとつが、実に良く構成されてて、それぞれの人物の背景や人間関係に、観る側の想像が掻き立てられるのです。
みんな濃い人でね。そして時代背景がこの人たちのキャラをより際立たせる。
貴族の常識は、一般人の非常識、ほんとあり得ない人たちなんだけど、納得いってしまうから面白い。柴田先生のセリフが日本語としてきちんとしてるというのも大きいな。
・・・これ、キムシンや、石田先生だったら、もう絶対、ちがうものになってますよ(笑)。

主人公ふたり、ヴァルモンとメルトゥイユは、似たもの同士で、ほんと、あんたら、それはないやろ!と呆れるほどの、自己中。自分にとって大事なのは、自分だけ。恋の駆け引きしか頭になくて、そのために人を傷つけることなんか、なんとも思ってない。お友達にはなりたくないタイプ。
るんるん〜お友達はいやだ〜♪♪

「あなたがいたから、楽しかった」というのは、そりゃそうでしょう。
自分が一番好きだから、男女のちがいはあっても、合わせ鏡のように、自分とおんなじタイプが好き。まわりの純情な人たちを利用して思う存分楽しんで、最後にお互いに「あんたが一番」と認め合い、ふたりだけの華麗なる舞踏会。あっぱれな貴族魂。
終わり方としては、悲劇なんかじゃなくて、実は彼らの美学にはもっともふさわしい幕切れだったのね。お見事でした(笑)。

いや、だから、いいんですよ。
描かれるのは、人間の醜さですらあるのに、こういう潔い終わらせかた。
それで余韻がしっかりと残る。
柴田作品の、醍醐味です。

あらごめんなさい、作品のことばっかりで、肝心の公演感想に辿りつけませんね。
ここでいったん改めます。

posted by 白花 at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 宙組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月27日

ごぶさたしてます

年が変わって、もう1月も終わろうとしてる今頃、
やっと、ご挨拶・・・間が抜けてますが。

宝塚について、勝手なことをとりとめもなく、気が向いたときに、語っております。
今年も、どうぞよろしくお願い致します。

さて、まずは、前回更新(な、なんと、2カ月以上前なんだあせあせ(飛び散る汗)と、唖然)
以降の観劇報告を簡単に。

星オーシャンズ、一回観た。とっても楽しかった。
ちえねね、大好き揺れるハート
感想書こうと思ってるうちに詳しいことを忘れてしまった・・・すみません。
紅くんが成長してた。真風くんが等身大で、へたれだけど可愛かった。
どいちゃんも、可愛かったわーい(嬉しい顔)
もう一回、ちゃんと観れば良かったなあ、時間がなくて残念でした。

年末ラスト観劇は、ドラマシテイのSAMOURAI。
今年初観劇も、同じくSAMOURAI。
これは、2回観たけど、ん〜ふらふら、ザ・谷ワールド。
生徒さんたちは、熱演してたけど、私はダメでした。
へんちくりんな和洋折衷、意味不明の長台詞、奇妙なフランス語の歌、
なんで日本から留学した日本人サムライが、市民戦争に命がけで参加するのか、
突然ベルばらになったり、望郷になったり。
どう考えても理解できなかった。
しかも、お得意の、無駄な死のオンパレード。
谷先生は、もっと普通に、得意の落語ものでいいから、ちゃんとした日本ものをされるべきです。
年末年始の忙しいときに、こういうのは勘弁してくださいっというのが正直な感想でした。

それから花組「復活」と「CANON」観劇。
お芝居はしっとり、ショーは大人っぽくて、とても良かった。
久々に、花組らしさを、じっくりと味わえた感じ。
蘭トムも、壮さんも、みわっちも、円熟、大人の味わい。
この季節にロシアものって、心に沁みてなかなかいいんですよ。
蘭はなちゃん、可憐だし、ひめかちゃん、佐々木希みたいに可愛い。
歌うまさんたちと共に、退団なのね、残念です。
もっと早くに観れば良かった。もう一回ぜひ観たいけど、もう終わるのね。

そして、今日は、宙バウ「ロバートキャパ 魂の記録」初日を観てきた。
友人が友会であてたのを誘ってくれたの。
これについては、改めて書きますね。

そんなわけで、このところずっと、ひと公演、1〜2回観るのが精いっぱい。
ぼんやり見てると、あっというまに公演が終わってしまう。
新公もご無沙汰、イベントごとにもご縁なく、スカステにも入ってないから、
あんまりエラそうに語れなくなっちゃったな。

大幅な人事異動については、一応きいたけど、理解できていない。
異動がすんで、落ち着いた頃に、やっとわかるんだと思う。
バレエとか、スポーツでも、一日練習しないだけで、カンを取り戻すにはその何倍もかかるっていう
のとおんなじで、タカラヅカファンも、しっかりと観てないと、ついていくのが大変ダッシュ(走り出すさま)だと、実感する今日このごろです。

きりやんと、ゆうひさんのご卒業については、感慨がある。
2月は、久々に、タカラヅカちゃんと観なくちゃ!!気分です。
今から、涙出そうだわ。

こんな具合ですが、本年も、更新はぼちぼちですが、
宝塚を愛して語り続けるつもりですので、
平凡な、おばちゃんファンの戯言を、時々のぞきにいらしてください。

どうぞよろしくお願い致します。
posted by 白花 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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